BOOK · VOL.14
泣きたい時に読む本 第十四巻 白い待合室
泣きたい時に読む本を見る青葉総合病院の三階にある白い待合室。母の手術を待つ娘、事故に遭った弟を待つ兄、出産する娘と孫の無事を願う父、「大丈夫」と言い続けてきた女性、そして二十一年間この場所を見守ってきた職員。何もできない時間の中で、ただ隣に座り、ともに怖がり、帰ってくることを願う人々を描く五つの短編連作です。
- 出版社
- 灯雨文庫
- 形式
- Kindle版
- 巻数
- Vol.14
- テーマ
- 泣ける物語を読みたい夜に
- ASIN
- B0HKH33L32
Amazonで読むKindle Unlimited対象
READ A LITTLE
物語の冒頭を、少しだけ。
『泣きたい時に読む本 第十四巻 白い待合室』より
青葉総合病院の三階には、手術室へ入った患者の家族が待つための小さな部屋があった。白い壁。白い天井。少しくすんだ白い椅子。窓は大きいのに、外の景色はほとんど見えない。向かいの病棟と、その間にある細い空だけだった。 誰かが「白い待合室」と呼び始めたのかもしれない。正式な名前を知っている人は、あまりいなかった。
続きはAmazonで読むKindle版の作品ページが開きます。
SAME SERIES
同じシリーズの作品
SAME MOOD
