BOOK · VOL.9
帰り道で会いましょう vol.9
帰り道で会いましょうを見る伯母の三回忌の夜。仕事帰りのめいは、かつて伯母と歩いた路地で“ありえない再会”をする。そこに立っていたのは、亡くなったはずの伯母だった。子どもの頃、家族の中で孤独を感じていためい。そのとき唯一「めいちゃんはそのままでいい」と味方でいてくれたのが伯母だった。 「どうして、あんなに優しかったの?」 その問いに、伯母は静かに答える。味方でい続けた理由、そしてめいに残したかった“たった一つの言葉”。 世界に一人でも味方がいるだけで、人は生きていける。孤独だった少女の心をほどく、あたたかい感動の物語。
- 出版社
- 灯雨文庫
- 形式
- Kindle版
- 巻数
- Vol.9
- テーマ
- 泣ける物語を読みたい夜に
- ASIN
- B0FKB9WVG1
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物語の冒頭を、少しだけ。
『帰り道で会いましょう vol.9』より
夜の帰り道は、やけに静かだった。 街灯の光がアスファルトに丸く落ち、 歩くたびに影が伸びたり縮んだりする。 めいはふと足を止めた。
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