BOOK · VOL.4
詩人相談室 Vol.4
詩人相談室を見る静かな喫茶店「灯り亭」で、詩人・詩森はるが出会う人々の“こころの揺れ”を描く、優しい短篇連作 「詩人相談室」シリーズ第4巻。今巻のテーマは、「うまくできない日の心をほどくこと」。・過去の恥が急に蘇る・会話のあとに反省会が止まらない ・嫌われることが怖い ・無理な笑顔でぐったりしてしまう そんな“自分を責めがちな人”のために、ひとつひとつの心の痛みに、そっと光を当てる5つの物語。 最後には、「ゆっくりでいい」という許可を、読者へ静かに手渡す一冊です。
- 出版社
- 灯雨文庫
- 形式
- Kindle版
- 巻数
- Vol.4
- テーマ
- 短い時間で読める短編
- ASIN
- B0GRQ9HXHT
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READ A LITTLE
物語の冒頭を、少しだけ。
『詩人相談室 Vol.4』より
喫茶店「灯り亭」の扉が、夜の空気をまとって静かに開いた。 小さなベルが澄んだ音を落とし、その余韻が店内の静けさに溶けていく。 窓の外は薄い群青色に染まり、街灯の光が路地をやわらかく照らしていた。 店の奥、窓際の席には、いつものように詩森はるが座っている。
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