天まで届け、積読タワー
会社員・佐伯直人の部屋には、二百冊を超える積読がある。母が泊まりに来るまで、あと六日。積読を減らすと決めたはずが、一冊読んで三冊買い、本を売りに行ってまた買って帰る。部屋の真ん中の「積読タワー」は、なぜか高くなっていく。「まだ読んでいないんじゃない。これから読むんです」。本への愛情と言い訳を詰め込んだ、本好きのための一冊完結・積読コメディです。
Amazonで読むABOUT THE SERIES
灯雨文庫作品は、一冊ごとに舞台も登場人物も異なる独立作品です。シリーズの巻数を追わず、気になった題名や表紙から、その夜に読みたい物語を選べます。
現代の暮らしを見つめる物語から、少し不思議な世界や本そのものをめぐる物語まで、読後感もさまざまです。灯雨文庫を初めて読むときの入口としても、一冊で結末まで味わいたい夜にも向いています。
BOOKS
会社員・佐伯直人の部屋には、二百冊を超える積読がある。母が泊まりに来るまで、あと六日。積読を減らすと決めたはずが、一冊読んで三冊買い、本を売りに行ってまた買って帰る。部屋の真ん中の「積読タワー」は、なぜか高くなっていく。「まだ読んでいないんじゃない。これから読むんです」。本への愛情と言い訳を詰め込んだ、本好きのための一冊完結・積読コメディです。
Amazonで読むその絵が、小さな地方美術館に届いたのは八月の終わりだった。描かれていたのは、海辺に立つ一人の女性。作者名も、作品名もない。ただキャンバスの裏には、謎めいた文字が残されていた。「1945 Paris M」 学芸員の水城夏帆が調査を始めると、戦前のパリで活動し、一九四五年に広島で亡くなったとされる画家・三枝槙人へたどり着く。 そして一枚だと思われた絵には、海を越えて離れ離れになった作品が存在していた。 パリ。 広島。 古い郵便局。 閉店した文具店。 ホテルの地下倉庫。 八十年近い時間の中で、絵は人から人へと渡されていた。 なぜ、一枚の絵は三つに分けられたのか。
Amazonで読む灯雨文庫の12シリーズを、気分や読みたい時間から選べる小さな案内本。異世界の再出発、旅する鑑定、言葉、日常ミステリー、図書館、古本屋、旅、料理、詩、絵など、それぞれの入口を紹介します。どの作品から読もうか迷ったときに、今の自分に合う一冊を見つけるためのガイドです。
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