灯雨文庫作品の表紙

SERIES

灯雨文庫作品

一冊ごとに異なる世界へ。灯雨文庫から生まれた、シリーズに属さない物語を集めています。

全8冊を掲載

はじめての方へ一冊で完結します
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ABOUT THE SERIES

一冊ごとに、違う物語の扉を開く

灯雨文庫作品は、一冊ごとに舞台も登場人物も異なる独立作品です。シリーズの巻数を追わず、気になった題名や表紙から、その夜に読みたい物語を選べます。

現代の暮らしを見つめる物語から、少し不思議な世界や本そのものをめぐる物語まで、読後感もさまざまです。灯雨文庫を初めて読むときの入口としても、一冊で結末まで味わいたい夜にも向いています。

こんな人におすすめ

  • 一冊で完結する小説を読みたい人
  • 巻数を気にせず選びたい人
  • 灯雨文庫を初めて読む人

BOOKS

作品一覧

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天まで届け、積読タワーの表紙

天まで届け、積読タワー

灯雨文庫

会社員・佐伯直人の部屋には、二百冊を超える積読がある。母が泊まりに来るまで、あと六日。積読を減らすと決めたはずが、一冊読んで三冊買い、本を売りに行ってまた買って帰る。部屋の真ん中の「積読タワー」は、なぜか高くなっていく。「まだ読んでいないんじゃない。これから読むんです」。本への愛情と言い訳を詰め込んだ、本好きのための一冊完結・積読コメディです。

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最後の一枚は、まだ眠っているの表紙

最後の一枚は、まだ眠っている

灯雨文庫

その絵が、小さな地方美術館に届いたのは八月の終わりだった。描かれていたのは、海辺に立つ一人の女性。作者名も、作品名もない。ただキャンバスの裏には、謎めいた文字が残されていた。「1945 Paris M」 学芸員の水城夏帆が調査を始めると、戦前のパリで活動し、一九四五年に広島で亡くなったとされる画家・三枝槙人へたどり着く。 そして一枚だと思われた絵には、海を越えて離れ離れになった作品が存在していた。 パリ。 広島。 古い郵便局。 閉店した文具店。 ホテルの地下倉庫。 八十年近い時間の中で、絵は人から人へと渡されていた。 なぜ、一枚の絵は三つに分けられたのか。

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黒い船を待つの表紙

黒い船を待つ

灯雨文庫

王都での勤務を望んでいた若き士官ユリアンは、北の果てに建つ「北壁灯台」へ配属される。そこは船を導くための灯台ではなかった。三十七年前、霧の中に現れたという正体不明の黒い船。その再来を知らせるため、隊員たちは毎日、六十四に分けられた海を見つめ続けていた。 ユリアンは半年で王都へ戻るつもりだった。 しかし、霧が出るたびに黒い影が現れ、白い光が届くたびに、帰る日は少しずつ先へ延びていく。 やがて海から、百年以上前に消息を絶った第七号探検船《エレボス》の船板が流れ着く。 そしてある夜、水平線の向こうに一隻の黒い船が姿を現す。 それは敵なのか。

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百年を歩く少年の表紙

百年を歩く少年

灯雨文庫

十七歳の冬、少年ノアは雪崩に巻き込まれた。胸を貫かれたはずの傷は消え、手首には青い花の痣が残った。古い記録に記されていたのは、不思議な言葉だった。「傷は閉じ、齢は進まず、長き道の果てまで歩む」自分に起きた異変の理由を知るため、ノアは故郷を旅立つ。 声を使わずに暮らす湖の民。 夜ごと砂漠を移動する町。 時間の流れが異なる眠りの谷。 存在を消された海。 そして、四百年間冬を閉じ込めてきた白い塔。 さまざまな土地を巡る間にも、ノアの姿は十七歳のままだった。 旅の相棒セイルは青年になり、父は老い、故郷で待っていた幼なじみのエダも、自分の人生を歩いていく。

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嘘を一つだけ買う店の表紙

嘘を一つだけ買う店

灯雨文庫

余命半年を告げられた相沢誠司は、娘の美月に病気を隠すことを決める。そんな彼が雨の商店街で見つけたのは、必ず信じてもらえる嘘を一つだけ売る、不思議な店だった。病気ではないと信じさせたい。そう願った誠司に、店が差し出した嘘は、 「娘は、あなたを愛していない」 というものだった。 その嘘を自分自身が信じれば、娘の命を救えるという。 誠司は娘を守るため、嘘を買う。 しかし代金として失ったのは、娘へ最も伝えなければならない真実だった。 父を心配する美月もまた、自分の身体に見つかった病気を隠していた。 互いを守ろうとする二人の嘘は、少しずつ家族を引き離していく。

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声の地図の表紙

声の地図

灯雨文庫

地方放送局で音声技師として働く宮下澄人は、ある日、地下二階にある「音声資料室」へ異動を命じられる。そこでは、消えかけている方言、漁師の掛け声、子守歌、市場の売り声、家族の中でしか使われない言葉を集め、日本各地の「声の地図」を作る計画が進められていた。 人との会話は苦手だが、声に混じる小さな変化を聞き取れる澄人。 聞き取れない沈黙まで文字に残そうとする採録者・小野寺詞乃。 古い録音を一秒ずつ修復する西尾由香。 そして、声を残す仕事をしながら、自らの聴力を失いつつある室長・塩見隆一。 誰にも必要とされていないと思われていた資料室に、閉鎖の決定が下される。

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未完成ログの表紙

未完成ログ

Kai Aoto

世界は、正しさでできている。でも、ぼくは、いつも未完成だった。15歳の湊は、AIエンジニアの父と二人で暮らしている。合理性を重んじる父。最適化され続ける社会。対話型AI「ECHO(エコ)」だった。その“やさしさ”は変わり始める。正確さと共感。最適化と揺らぎ。依存と自立。少年ははじめて、自分の鼓動を聞く。未完成なまま進んでいくための記録(ログ)。静かで、やわらかな成長の物語。※メインは「現代文学」寄りでOK。

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灯雨文庫ものがたり|あなたの時間に合う一冊をの表紙

灯雨文庫ものがたり|あなたの時間に合う一冊を

灯雨文庫

灯雨文庫の12シリーズを、気分や読みたい時間から選べる小さな案内本。異世界の再出発、旅する鑑定、言葉、日常ミステリー、図書館、古本屋、旅、料理、詩、絵など、それぞれの入口を紹介します。どの作品から読もうか迷ったときに、今の自分に合う一冊を見つけるためのガイドです。

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