BOOK · VOL.3
宮古
たびとぬくもりのものがたりを見る三陸の海が静かに息づく港町・宮古。海の表情に寄り添いながら暮らす人々の言葉が旅人の心をそっとほぐしてくれます。本作は、宮古が持つ“静かな強さとやさしさ”を5つの短編に閉じ込めた旅物語です。心に静かに寄り添う一冊をお届けします。
- 出版社
- 灯雨文庫
- 形式
- Kindle版
- 巻数
- Vol.3
- テーマ
- 旅の気分を味わう物語
- ASIN
- B0GPH8G4ZW
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READ A LITTLE
物語の冒頭を、少しだけ。
『宮古』より
宮古駅を出ると、潮の匂いがふわりと頬に触れた。 空は澄んだ薄い水色で、遠くの港からゆっくりと汽笛が響いてくる。 三陸の町に降り立つのは初めてだったけれど、胸の奥がすっと落ち着くのを感じた。 荷物を宿に置き、海沿いの道を歩き始める。
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