旅する鑑定士の事件帖 Vol.13|最後まで見てはいけない写真の表紙

BOOK · VOL.13

旅する鑑定士の事件帖 Vol.13|最後まで見てはいけない写真

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海坂町の老舗写真館に残された、番号487の木箱。蓋の裏には『この写真だけは、最後まで見てはいけない』と書かれていた。旅する鑑定士・草壁悠介が、百年近く現像されなかった一枚を追い、写真に写らなかった少女のその後を解き明かします。

出版社
灯雨文庫
形式
Kindle版
巻数
Vol.13
ASIN
B0HGKBMXTD
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READ A LITTLE

物語の冒頭を、少しだけ。

『旅する鑑定士の事件帖 Vol.13|最後まで見てはいけない写真』より

海辺の町には、百年近く一度も現像されなかった写真があった。草壁悠介がその話を聞いたのは、冬の終わりだった。依頼人は、海坂町で写真館を営む久世修一。六十四歳。祖父の代から続く「久世写真館」を、この春で閉める予定だという。 依頼状には、一枚の写真ではなく、小さな木箱の写真が添えられていた。焦げ茶色の箱。蓋には数字が一つ。 四八七 そして、蓋の裏には鉛筆で、 この写真だけは、最後まで見てはいけない。 と書かれているという。何を意味するのか。誰が書いたのか。修一にもわからなかった。

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